最初は、道場への入り方、出方
立ち上がり方、座り方、礼の仕方
などの振る舞いから始まって、
呼吸法、とり舟(舟漕ぎ運動)、四方切り
など瞑想的な基本的な方法、
ケガ防止のための
準備運動
足捌き(技の基本となる足の動き)
受け身(後方、前方)
膝行(座りながら行う足捌き)
など技の稽古の基礎となる動き。
これらを繰り返しながら、徐々に稽古ができる身体作りをします。
特に、受け身ができないとケガをする可能性が高くなるので、最初のうちはしっかりと、できるようになるまで何度でも繰り返します。もちろん各人の体力と相談しながら。
技を受けるたびに痛い想いをすると、稽古がちっとも楽しいと思えなくなるので、稽古を楽しく長く続けるためにも、受け身の習得がとても重要なポイントになります。
合気道の稽古は、真剣に、だけど楽しく行うものですので、
自分がケガをしない。
相手にもケガをさせない。
という心掛けを常に持つことが大切になります。
あと、習得するスピードは人それぞれなので、他人と自分とを比較しない。他人の技を批判しない、いつでも昨日の自分と比較し、自分の修練、自分の成長を喜ぶ心持ちで続けることがすごく重要になります。
最初は今までの身体の使い方とは異なる部分に戸惑うことが多いですが、あまり頭で考えるよりは身体を慣らしていくように徐々に覚えていくのがいいと思います、
逆に、頭ばかりを使って覚えようとすると、そのときは早くできるようになっても、後で大変になる可能性が高くなってしまいます。
これは大人になってから頭を使って覚えたことよりも、子供のころに丸暗記したもののほうがよく覚えているのと同じです。
昔のスポーツは、つらく苦しい練習を乗り越えたら、楽しい勝利が待っているという世界でしたが、スポーツも最近はどんどん変わってきつつあります。
スポーツでも合気道でも楽しいから続けられるし、楽しいから誰にも言われなくても稽古してしまうというのが理想なのだと思います。
余談が多くなりましたが、基礎的な稽古のお話でした。